ボディバランスコンディショニングとは、リハビリテーションで用いられるPNF をベースに、カイロプラクティックとレジスタンストレーニングを取り入れたコンディショニング・メソッドです。
ボディバランスコンディショニングは、現代人が抱える様々な障害・症状に対して、3つの器官(神経・脊椎・筋肉)に、3つの療法(PNF ・カイロプラクティック・レジスタンストレーニング)で多角的にアプローチし、自己治癒力を高め、潜在能力を引き出すことにより、効果的に障害・症状を改善し、機能回復に導くコンディショニング・テクニックです。
ボディバランスコンディショニングにおけるPNF 的アプローチは、脊髄前角細胞を刺激し、“神経−筋”の連動性を高めることになり、反射機能を促進し、非機能筋群を活性化することが出来ます。
非機能筋群の活性化は、運動機能を向上させ、スポーツ・コンディショニングにおける競技力向上・パフォーマンス改善においても最大の効果を発揮することが出来、非機能筋群が活性化することにより、日常生活動作を改善し、障害予防にもつながります。更に代謝機能が促進され、ダイエット効果等、健康増進においても期待出来ます。
ボディバランスコンディショニングは、個人・目的・症状等に合わせ、3つの手技を組み合わせ用いることにより、老若男女の様々なニーズにおいて、最大限の効果を引き出すことの出来るコンディショニング・メソッドです。

PNF(固有受容性神経筋促通法)とは、脳性麻痺や術後のリハビリテーションに用いられる施療技術であり、PNF パターンといわれる独自の対角・螺旋運動に抵抗を加え、“神経−筋”メカニズムを活性化させることにより、劇的に運動機能を回復させる特殊ファシリテーション・テクニックです。
近年、旧東ドイツや旧ソ連はこのファシリテーション・テクニックに注目し、競技スポーツにおいて、選手の潜在能力を引き出すためのトレーニング・テクニックとして応用し、競技力強化とパフォーマンス向上のためのコンディショニングとして体系化しました。(その結果、オリンピックの陸上競技等において好成績を残し、スポーツ大国へと発展することになります。)
PNF は、リハビリテーションやスポーツコンディショニングの分野だけでなく、現代のストレス社会に生きる人々が身体的・精神的に豊かな生活を送るため、様々なニーズ(健康・障害予防・アンチエイジング・ダイエット・ボディメイキング・プロポーション改善など)に応える無限の可能性を秘めた施療技術です。
カイロプラクティックとは1895年にアメリカのダニエル・デビッド・パーマーによって確立され、WHOにより認可されている代替医療のひとつ。
原理としては、疾病の原因が脊椎などの椎骨(運動分節)の構造的、機能的な歪みにあるとの考えに基づき、人体における椎骨・骨盤などの構造的アンバランスや歪みを、手技・運動等により矯正し、中枢からの神経伝達を正常な状態に戻すことにより、構造的アンバランスや歪みからくる筋肉や内臓等の各器官の機能障害、また健康全般への影響を診断、治療、予防し、薬物や外科をなるべく用いずに、自然治癒力を取り戻させようとする手技療法です。
レジスタンストレーニングとは、身体における骨格筋に対して抵抗(レジスタンス)をかけることにより、筋力・筋持久力の維持、向上、筋出力の改善、筋肥大、動作の改善等を目的とした運動です。
抵抗(レジスタンス)には、個人・目的・症状等に合わせ様々な種類があります。ダンベル・バーベル等のウェイトを用い、重力や慣性を利用した抵抗、チューブ等の弾性を利用した抵抗などがあります。
ボディバランスコンディショニングにおいては、主にセラピストの徒手により、個人や目的に合わせた抵抗を用いることにより、最大の効果を引き出していく運動療法です。
TOPご挨拶協会についてJBCA公認資格セミナーのご案内|ボディバランスコンディショニングとは|会員のご案内プライバシーポリシーお問い合せ
トータルボディバランスコンディショナー紹介サイトマップ協会組織図
 
copyright(c)2012 日本ボディバランスコンディショニング協会 All Right Reserved.